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Tall tree.

またまたお久しぶりです。

 

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えー、今回は仕事というかなんというか。週末、昔からの知人の女子に頼まれまして、彼女のご両親が暮らす伊豆高原の庭の木を切りに行ってまいりました。

 

貰ったメールの内容によると「15メートルくらいのヤマモモやらなんなら」とのこと。なんでも大きくなりすぎた木が邪魔をして家にまったく日が入らなく困っているそうで。

 

「だれか見習いの庭師さんいない?」なんて水臭いので「俺様がやってやるよ」と。まあ、いつもながらやす請け合いしまして。

 

で、早朝出発して現地に着いたんですが、大方の予想通りといいますか、シロウトの言う15メートルは余裕の20メートルオーバーサイズ、しかも問題はヤマモモでなくクスノキとハンノキ。笑

 

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嫌な予感が的中。予め用意していたクライミングセットが無ければ太刀打ちできませんでしたね。わざわざ伊豆まで出向いて「無理ッス」じゃカッコつきません。

 

そう、たまに高木アタックする時に使う道具、スポーツクライミング用のロープやハーネスです。

 

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旧来の木の剪定方法というのは、、下手くそな絵で説明しますとこうです。

 

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しかしもっと大きな木で三脚が届かなければ、登りこんで木のインサイドから切るのです。

 

ただコレにも限界があって、さらに大きさや高さ、横方向に枝が張り出した巨木になると、素登りで先端の枝葉をイジることは困難。もちろん乗った枝が折れれば落下して命もありません。

 

それでも昔の職人さんは果敢にアタックしたんでしょうね。その職人は「庭師」とは別の、「鷹師」とかなんとか言われたと聞いたことがあります。

 

とにかく、その海外からやってきた山や崖を登るためのスポーツクライミングというものが、関係のない庭師の世界で応用され、まったく未知のフィールドを可能なものにしてしまいました。

 

いまどきのイケイケ庭師は作業道具屋でなく、アウトドアのプロショップに足繁く通うのです。笑

 

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 つまりこう言うこと。インサイドから度胸イッパツ、命を張って枝の先端まで手を伸ばすのでなく、上から吊り下がってアウトサイドから攻める。

 

これなら、どんな巨木も先端の枝葉までいままで通りの繊細な剪定をすることが可能です。まあ空中にぶら下がっての剪定なので、精神的にはミッション・イン・ポッシブルのトム・クルーズばり極限状態。

 

 

 

そんなわけで、リビングへの太陽の光を遮っていた、25年以上まったく手入れのない自然なまんまのクスノキやハンノキは、超強剪定というか骨格剪定により、まあまあかわいいサイズになりました。

 

 彼女のパパさんママさんにも大変喜んでいただきまして、美味しいランチや自宅にある温泉に浸からしてもらい無事帰宅。

 

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あと、家に眠っていた彼女の画家の伯母さんの素敵な絵を頂きました。

 

それでは。